木の温もり..豊かな色彩..手づくりの品..創作家具・小物木工品・アクセサリー雑貨_製造販売「ウッドクラフト木里恋」http://kiriko.main.jp/
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■取扱木材説明
樹木などについての解説:
ここでの記述は樹木や木材についての文献などを参考とし、実際の経験的な観点を加えて独断で要点を取りまとめたものです。詳細には専門の書物をご参照願います。

樹木名:アガチス、カウリ <学名:Agathis borneensis, Agathis damara, Agathis celebica, Agathis labillardieri>

 マライ、フィリピンを含む東南アジア、ニュージーランド、フィージー、ニューカレドニアなどに分布する外材で、ナンヨウスギ科ナギモドキ属の針葉樹です。日本の市場では、ナンヨウヒノキ、ナンヨウカツラ、シンカツラなどと呼ばれることもあるようです。
 木材は針葉樹でありながら一見広葉樹のようなの様子を呈すのが特徴とされます。色調は桃色を帯びた淡灰褐色ないし淡黄褐色などで、心材/辺材の差はあまり有りません。年輪ははっきりしていませんが肌目はとても精で均質です。また独特の光沢を発する感があります。建具材や建築関係でも扱わていますが桧と比べてもたいへん高価な材ですので通常内装の一部に限られるようです。気乾比重は0.52とされ、家具材としては軽軟な方ですが針葉樹では桧などよりやや重い材となります。
ハードメープル hard maple,サトウカエデ(砂糖楓)、シュガーメープル、ブラックメープル <学名 : A.saccharum ssp. >

 樹液を煮つめてメープルシュガー(メープルシロップ)が作られる樹種です。ハードメープルはシュガーメープルとブラックメープルの2種をまとめて呼ぶ名で1種の樹木名ではありません。産地はカナダ及びアメリカ北東部でカナダの国旗にデザインされているのがこの葉です。カエデ科、カエデ属の落葉広葉樹で散孔材です。日本ではサトウカエデの呼び名があります。カエデの類の紅葉は日本では紅くなるものが多いですがアメリカやカナダのカエデは黄色や黄金色になり日本のそれと違った美しさがあるそうです。
 木材は辺材は淡い灰白〜淡黄白色、心材は灰色を帯びた赤褐色〜黄褐色、全体として淡い色を示す木材です。 重硬で、気乾比重は0.70位とされ、強く、剛い上、衝撃に対しても強く、耐摩耗性も高いのでダンスホールの床板用やボーリングのレーンやピンなどにも使われます。またバリー・ボンズが年間73本塁打をマークしたバッド素材でもあります。 収縮率はどちらかというと高く、乾燥がやや難しいとされ、加工もやや困難となりますが狂いは少ない方です。実際に取扱うと肌触りはソフトですが、著しくこしの強さを感じます。肌目は精で、通常木理は通直のことが多いですが樹によっては不規則になり波状や小さな玉状の鳥の眼のような模様をつくり美しい杢(鳥眼杢、鳥目杢、ちょうがんもく、バーズアイ)ともなります。このような杢のものを特にバーズ・アイ・メープルと呼び高級な家具材や楽器材として用いられ希少で大変高価なものとなります。類似種にソフトメープル類(レッドメープル、シルバーメープル)がありますがハードメープルに比べてソフトで強度などに劣ります。
バーズ・アイ・メープル:前述の鳥眼杢、鳥目杢、ちょうがんもく、バーズアイが板全面に著しく出現したハードなメープル材でたいへん高級な木材です。

樹木名:ビーチ Beech <学名:Fagus grandifolia >

 ブナ科ブナ属の広葉樹で産地はアメリカ東部全域、主として中西部及びアパラチアン地域に多いそうです。
 日本産のブナの木材とよく似ていて木材は辺材は紅白色、心材は淡紅褐色から濃紅褐色で重硬な材です。衝撃にも強く粘りがあり、スチーム曲げに適しているとされます。木肌は緻密で加工性、接着性は良く、表面仕上がりも美しい。乾燥は速いが、反り、割れなどを起こしやすい。 気乾比重 : 0.63 〜0.72とされます。無臭のため食品容器に適するともいわれます。湿気の多いところの利用には向いていません。

樹木名:国産キリ(桐)英名paulownia(ポローニア)<学名 : Pauloumia tomentosa >

 ゴマノハグサ科キリ属の落葉広葉樹。散孔材に近い環孔材で北海道南部以南において植栽されています。会津桐、南部桐などは有名。日本へは中国から伝来したとされ、アメリカにも自生しってるそうです。 辺心材の別は無く淡灰白色をしています。 比重0.31と日本の樹木の中で最も軽く木肌は美しく狂いは少ないです。 湿度の通過性や熱伝導率がきわめて小さい特性を持っているため、用途としては金庫の内箱材やタンスが有名ですが、刀剣、掛け軸など高級貴重品を収納する箱や琴、琵琶等の楽器、下駄等に至るまで幅広く利用されます。切削等の加工は極めて容易ですが強度は劣ります。割れや狂いが少なく研磨すれば光沢がでます。 最近、ブラジル、パラグアイ、マレーシア等にも植栽され輸入されてるようです。台湾桐、九重桐などの種類もありますが日本桐との見分けは困難なようです。

樹木名:シナノキ、アカシナ、欧米ではリンデン<学名 : Tilia japonica >

 シナノキ科シナノキ属の落葉広葉樹で散孔材です。北海道、本州、四国、九州に分布しますが大部分は北海道で占めています。木材は辺心材の境界はやや不明瞭で一般に辺材の幅は広く淡い黄白色、心材は淡い黄褐色を呈すとされます。年輪は比較的不明瞭ですが質としては軟かく均質で木肌は緻密で表面仕上がりは良好です。気乾比重 は0.37〜0.50 とされます。器具材、彫刻材、合板、鉛筆材、マッチの軸木などに使用されますが、家具では合板(突板)がもっぱらです。木里恋でも現在のところ突板合板としてのみ取り扱っています。最近の建築木材店では、シナのプリント合板が置いてますのでプリント物(しなの絵の貼り紙の合板)か突板(本物のシナの木の合板)かを明記したほうがよいようです。

樹木名:楢(なら), ミズナラ、オオナラ、ハハソ < 学名:Quercus crispula >

 ブナ目、ブナ科、コナラ属の落葉広葉樹で環孔材です。身はドングリです。ならの正式な樹木名は国産樹木名でミズナラです。代表的な産地は北海道です。古くから海外では高級家具材などに使用され樹木の少ない日本から輸出された珍しい木材とされています。ヨーロッバではナラのことを「キング・オブ・ザ・フォレスト(森の王様)」と呼ばれるそうです。
 木材は心材は褐色、辺材は淡色で心辺材の区別は通常明瞭です。肌目は粗いですが年輪はかなりはっきりしていて板目面ではときにタケノコ状の木目(タケノコ杢)が見られ独特の力強さと美しさを示しまワす。また特に柾目面ではブナ科特有の帯状の白班模様 ”虎斑(とらふ)杢”がはっきり現れることも家具材として大きな魅力となっていて近年では国内でも家具材としての需要が高まっているようです。さらにたいへん香りの良いことも特徴で、このためか国内外を問わずウイスキーの樽材としても有名です。
 気乾比重は0.68〜0.90とされ、かなり重厚な木材です。類似材に外材でオークがありますが、一般に楢より肌目が粗く、楢はオークよりもさらに重く硬いとも言われており、その加工はたいへん困難なものです。
樹木名:杉、椙(すぎ)<学名:Cryptomeria japonica >

 ヒノキ科、スギ属の日本を代表する針葉樹で、本州、四国、九州に広く分布しますが、現在はほとんどが人口造林です。木材は心材は桃色〜濃赤褐色〜濃茶褐色、辺材は淡灰白色〜淡黄色などで心辺材の区別は明瞭です。(木里恋店舗の壁の多くに杉板を使ってますので色の濃淡差がよくわかります)肌目は粗いですが年輪はくっきりしていて独特の味わいを示します。また樽酒の木の香りに代表される特有の芳香を持っています。気乾比重は0.30〜0.45とされ、針葉樹の中でもやや軽軟な木材です。
樹木名:桧、檜(ひのき)<学名: Chamaecyparis obtusa >

 ヒノキ科、ヒノキ属の針葉樹です。杉とともに日本の代表的な木材で、福島県東南部以南の本州、四国、九州に分布し杉に次ぐ造林面積を有しいます。一般的に杉よりも高級な木材です。木材は心材は桃色〜淡紅色、辺材は白色〜淡色で心辺材の区別は比較的明瞭ですが杉ほどはっきォりはしてません。心材(赤身)は水湿や白蟻などの虫害に対する耐久性が高く建築の土台などによく用いられています。杉に比べ年輪はあまり明瞭ではありませんが肌目は精で全体として気品のあるおだやかな美しさを示すように思います。(木里恋内装で所々使用してます)さらにたいへん香りの良いことも特徴です。ヒノキチオールを発し人のリラックスに効果があることもよく知られています。気乾比重は0.30〜0.45ともされてますが、実際は通常乾燥材で杉よりも若干重くて硬い材料となっています。
樹木名:欅(ケヤキ)、別名:ツキ <学名:Zelkova serrata>

 バラ目、ニレ科、ケヤキ属の落葉広葉樹で環孔材です。東アジアの一部と日本に分布。日本では本州、四国、九州に分布しますが北海道には生息してません。高さ20〜25mの大木になり、赤や黄色の紅葉が美しい樹木です。巨木の天然記念物や有名な並木通りなどが各地に存在しています。木材は木目が美しく、磨くと光沢を生じ堅くて摩耗に強いので、家具、建具、日本家屋の建築用材としても古くから利用されています。伐採、乾燥、枯れまでの間、大きく反っていくので大黒柱に大木を使った場合、家を動かすほどでもあるそうで乾燥には時間がかかる材木です。心材は黄褐色あるいは赤褐色で特に堅く耐湿・耐久性に優れ高価ですが、辺材は灰白色〜淡黄白色あるいは淡黄褐色で捨てられるものも多いです。気乾比重は0.47〜0.69 (平均値)〜0.84とされ一般に重硬な木材ですが成長により個体差があるようです。木にこぶがあったりすると木材繊維の配列が不規則になりいろいろな“杢”(泡杢 :あわもく、玉杢 :たまもく、牡丹杢 :ぼたんもく など)が現れ化粧的な価値がたいへん高くなります。また彫刻にも適した木材で当方では耐湿・耐久性の高い赤身を野外の木彫サインボードなどに使用しています。近年ケヤキに類似した南洋材があり注意が必要です。

(くす)別名:クスノキ、ナンジャモンジャ<学名 : Cinnamonum camphora >

 「楠」という字は本来中国のタブノキを指す字で正確には「樟」とされる。クスノキ目、クスノキ科、ニッケイ属の落葉あるいは常緑広葉樹で散孔材です。春に黒色の小さな実を結ぶ。幹は枝分かれが多く、単木ではこんもりとした樹形をなし、樹形が悪いとも言われる。西日本に広く分布するが、台湾、中国にもあり中国南部などからの史前帰化植物とも言われる。最大の特徴は、強い樟脳(しょうのう:クスノキから得られる無色透明の固体で防虫剤や医薬品等に使用される”カンフル”のこと)の香りがあることです。「臭し(くすし)」や「薬(樟脳)の木」が語源とする説などがあります。食用のアボカドや、線香の原料となるタブノキは近縁の種であるそうです。気乾比重は0.41〜0.52(平均値)〜0.69とされ、やや軽軟〜やや重厚と言えます。木肌はやや粗〜比較的緻密で、辺材と心材の境界は不鮮明〜比較的明瞭で、辺材は灰白色〜淡黄褐色、心材は紅褐色〜暗緑を帯びることもあります(紅楠)。 根瘤が付きやすく、時に玉杢や葡萄杢などの美しい杢が出ることもあります。
 木里恋近くの鞍手町「くらじの郷」に立っています。また彫刻でも利用され、耐湿・耐久性にも比較的優れいて当方でも野外木彫看板に使用しています。

チェリー(アメリカ)<学名:Prunus serotina >

 バラ科サクラ属の広葉樹で散孔材です。別名ブラックチェリー、アメリカンブラックチェリー、ワイルドチェリー。心材は赤褐色あるいは褐色で、辺材は淡桃〜淡黄白色で区別は明瞭です。日本のサクラ類のように、不規則な若干緑色をおびた部分が条状にみられます。年輪は通常明らかです。やや重硬で、気乾比重は0.55〜0.56とされています。木理は通直、肌目は精で、仕上がり面に優れていて、独特の美しさをもっているので、家具、楽器、建具、床板などの高級材として用いられています。

ウォルナット、ブラック ウォルナット Black Walnut <学名 : Juglans nigra L. >

 クルミ科Juglans 属の落葉広葉樹で散孔材です。アメリカ東部及びカナダのオンタリオ州、特に、ミズーリー、オハイオ、インディアナなどに分布。心辺材の区分は明瞭で辺材は乳白色から灰紫色、心材はチョコレート色から紫赤色、紫黒色、紫色を帯びた薄褐色から濃褐色など、色は一様でなく不規則な濃淡の縞を有することが多い。比較的に重硬で狂いが少なく加工性は良い方です。木肌はやや粗いが艶がでで美しく仕上がる木材です。
気乾比重は0.62〜0.63とされます 。同属の類似材にクラロウォルナット(J.california カリフォルニアウォルナット、J.hindsii ヒンズウォルナット)があります。

ブビンガBubinga、ケバジンゴKevazingo、エシンガンEssingang、オベシ、ワカ
                       <学名 : G.tessmannii J.Leonard>

 マメ科 Guibourtia 属の広葉樹で環孔性散孔材。カメルーン、ガボンなどの熱帯アフリカ産の木材です。辺心材の差は明瞭で辺材は淡色、心材は赤褐色で赤ないし桃褐色、紫などの縞が現れる。重硬で加工は困難。強度は高く折れや裂けに対しても粘りがある。耐久性にも優れ、白蟻などの虫害にも強い。肌目は精で木理は通直あるいは交錯しています。 幹の直径は1m、樹高は25〜30mに達するとされ欅にかわって和太鼓の胴にも利用されるようになっているようです。 気乾比重 は0.86〜0.94 とされます。材面の美しさや色味を利用した用途で今日では広く利用されています。

パープルハートPurpleheart、バイオレットウッド<学名 : Peltogyne spp. > 

 マメ科の広葉樹で散孔材です。メキシコからブラジル南部の熱帯に分布する重厚な木です。特徴は心材の濃い色で最近では色味を使って装飾的に良く利用されています。伐採時直後は褐色で大気にさらされると紫色から紫褐色に変化し、古くなると茶色になるとされています。 たいへん重硬で加工は困難ですが光沢があり、仕上げで艶が出る木材です。耐久性、防虫性、寸法の安定性にも優れるとされます。気乾比重は0.88

パラゴム、ゴムの木、ラバーウッド(rubber wood・Para rubber tree)
                        <学名 : Hevea brasiliensis >

 トウダイグサ科のHevea 属の広葉樹で、もとはブラジル原産ですが、現在はマレーシアなど東南アジアの他、熱帯地域に広く植栽されているようです。天然ゴムのラテックスを採取するため植えられていますが経年によりラテックスの収量が悪くなってしまうので、25年サイクルで伐採され、植え替えられるそうです。伐採されたゴムの木を現代では地球環境の視点から有効利用として集成材となります。このため、ラバーウッド集成材は一定量の供給が確保できる地球環境にやさしい木材と言われています。心辺材の色の差はほとんどなく、灰白色〜淡黄白色です。変色菌の害を受けやすく、迅速な乾燥を要するとされます。木理はほぼ通直で、肌目は比較的粗です。気乾比重は0.56−0.64とされます。一般には比較的軽柔〜中程度硬とも言われますが、実際、集成材として利用する場合、表面は硬くけっこう重い木だと思います。テーブル、机の天板、手すりなど堅さが必要な所で利用されます。

ファルカタ<学名 : Albizzia falcataria > (別名:ファルカータ、センゴン、センゴンラウト、シンゴン、アルビジア、バタイ、モルッカンソウ、南洋桐)

 インドネシアなどが原産地で豆科の植物に属し、草に近い木(広葉樹)?、木に似た草?。成長が早く5〜7年で伐採できる地球環境にやさしい木材と言われます。抗菌作用を有し鮮度を保つため食品等の包装資材として活用されています。ランバーコアボードの芯材、また桐の代用品として引き出しなどにもよく利用されています。心材と辺材の色の差はあまりなく、灰白色〜淡黄白色で肌目は粗です。気乾比重は0.23〜0.49とされ軽軟な木材です。保存性は低く塗料のノリや仕上はあまりよいとは思いません。塗装のあと毛羽たつこともあります。ホームセンターでも集成材として簡単に入手できますので当方では、軽さが必要な場合の家具などの心材として、また色味がないことからバーニングアートなどでの利用も可能ですがトールペイントなどでは吸い込みが多く向いているとは言えません。またコスト面から予算に見合ったラック類などの製作に利用することもあります。

ホワイトウッド 無節(ロシア産):

 マツ科 Picea 属の常緑針葉樹。辺心材の色調差はほとんどなく、心材は淡い黄桃色、辺材は黄白色を呈す。

松科(パイン系)の針葉樹:ホワイトウッド(産地不明、節多)、SPF、赤松、......パイン などの取り扱い
 SPF:スプルース、パイン、ファーの3種類の木の頭文字を取ったものでカナダの混合林です。いづれも松科の木材です。ファーはもみ属ですがやはり松科です。実際にはその他の種ものも含まれてると思われます。また淡色の木材はホワイトウッドと呼び心材が赤色を帯びているものをレッドウッドと呼んでいる木材店も見受けられますが実際そんなに色の差は強くなく白っぽい木材です。本来のレッドウッドとは全く異なります。また建具(障子)によく使われるスプルースはアラスカ〜北米産で上述のホワイトウッドやSPFとは違うものです。
 アカマツ:本州の北部から四国、九州、屋久島までに分布するまつ類の中ではやや重厚な木材です。「オウシュウアカマツ、ソ連アカマツ、サスナ、スコッチパイン」:ヨーロッパからソ連のシベリア地方にまで広く分布。 サスナというのが、英語のパイン(マツ)に相当しています。ヨーロッパでは、オウシュウアカマツのことを心材が赤色を帯びることからレッドウッド、スプルースのような淡色の木材をホワイトウッドと呼んで取扱うことが多いそうです。心材は赤褐色で辺材は淡黄白色。一般に日本のアカマツより濃色のようです。材質はほとんどアカアマツと同じとされてます。
 ホワイトウッド(節多)、SPF、赤松などは2×4材をはじめ建築関係でも流通の多い木材でホームセンターでも簡単に入手できますが、これらの木材の産地や樹木名は不明瞭かつ疑問があります。また実際に木の性質も似ていて短材では区別困難です。よって当店では取り扱い上、赤松や....パインとして入手したものも含め、産地不明の白っぽい松(パイン)系の材料として一括してパイン系材として表示している場合がありますことをご了承ください。

MDF:中密度繊維板

 木を細かい繊維状にしたものに接着剤を加え熱圧縮して造られるファイバーボードは密度により、ハードボード、インシュレンボード、そしてこのMDFに分類されています。MDFはMedium Density Fiber Boardの略でファイバーボードの内、中密度のものをいいます。木質資源のリサイクル、有効活用となりうる近年注目される木質素材だと思います。天然の木材のように反りや狂い、虫害などがありませし材質も均質で品質ムラもほとんど感じません。釘・木ネジなどによる緊結加工も板面では保持力を持っています(紙の質の密度が高いような物なので木口面では保持力が弱く割れやすいのでネジは使いません)。断熱や防音効果も高く、建築資材や音響器機の素材としても注目を浴びています。資源の有効利用のためにも木里恋では工作用材料として積極的に使用してます。特にペイントする場合はサンディングの必要もありませんし強度的にも言われているより随分頑丈だと思います。注意するのは水質には弱く、ニスなど適当な塗膜塗装を十分することです。また工作用としては少し重いのが欠点で、あまり大きなものには使いづらくなります。

パーティクルボード:

 木材その他の植物繊維質の小片(パーティクル)に合成樹脂接着剤を使用して一定の面積と厚さに熱圧成形してできた板状製品です。チップボードを同義語として使わることもあります。前述のMDFと形成、性質、利用などで類似していますがMDFはその構成が緻密なファイバー状で曲げ・はく離の強さではパーティクルボードを上回っています。またパーティクルボードは構成によって単層、3層、多層とに分けられています。ちなみに絵をペイントするとコルクボードに描いたような凸凹な風合いが表現されます。

OSB: 

 オリエンティド・ストランドボード:Oriented Strandboardの略で、北米では大きなフレーク状の小片からなるパーティクルボードをウェーファー(チップ/ウエハー)ボードとし、さらに繊維方向に細長い長方形の小片(ストランド:木厚0.3〜0.8mmの長方形で厳密には長さが幅の2倍以上とされています)を一方向に配向し、さらに表層と内層でそれらを直交するように重ね樹脂接着剤を用いて熱圧縮して形成した板を配向性ボード(オリエンテッド・ストランドボード)としています。 生産は、北米が中心で、樹種はアスペン(ホワイトポプラ、カナディアンポプラ:ヤナギ科ドロヤナギ属の広葉樹)だそうです。 合板に比べて価格が低く構造用としての強度を持っていますので最近では、ツーバイフォー工法の住宅の構造用合板の代用として使用されるのを実際にみかけます。日本では生産されてなく全て輸入品だそうです。木里恋工房の壁面やツーバイフォー工法のように面でもたせる構造にしばしば利用してますが商品として利用したものは未だ有りません。





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